運送業を営んでいた方が会社を廃業することになった場合、会社が所有するトラックは不用品になります。経営者が所有する土地であれば急ぐ必要性はありませんが、不用になったトラックを全車買取りに出す際には、まとめて売るのではなく1台ずつでの査定を引き出すことが最善策です。ネット上で使える一括査定サイトを使う方法であれば、そもそもが1台ずつの情報を入力する方法なので、全車の個別の査定額を提示してもらえます。多少は面倒に感じる可能性はありますが、トラックの台数が多い場合、最高額の査定を出している会社に個別に買取依頼をすることで、結果的に損をせずに資金を作ることが可能になります。
インターネットには数多くの会社のホームページがありますが、トラックの買取りを専門にする会社のホームページも数多く探すことができます。その中には台数に限定を設けずに買取りを行う会社も多いのですが、このような会社の中には全車を一括して査定を出してくる場合もあるので注意は必要です。提示する額面をきちんと1台ずつ個別に査定を行っている良心的な会社も多数ありますが、中にはまとめ売りをすることで10万単位で総額から減額している会社も実在しています。例えば5台で個別査定では総額720万円だったとしても、会社によってはまとめ買いで700万円の査定を提示される可能性もあるので、一括査定サイト以外の方法で個別に売却をするのであれば、依頼先の会社の口コミを参照したり、ホームページを十分に確認すること、見積書の発行時には個別に説明を受けることができれば一応は安心です。